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インターナショナルプリスクールと保育園の違いとは?通わせるメリットについて解説!

インターナショナルプリスクールについて、学べる内容や通うメリットについて疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

インターナショナルプリスクールは幼稚園・保育園での教育内容とは異なり、日常的に英語で会話する・英語に特化したカリキュラムが受けられます。

この記事では、インターナショナルプリスクールと幼稚園・保育園の違い、施設に通うことで得られるメリット、施設選びのポイントについてご紹介します。
インターナショナルプリスクールをご検討の方は、ぜひ参考になさってください。

目次

1.「インターナショナルプリスクール」とは?
2. インターナショナルプリスクールと保育園の違いは?
2-1. 教育・活動の内容
2-2. 利用にかかる費用
2-3. 指導スタッフの保有資格
3. インターナショナルプリスクールで行われるアクティブラーニング
4. インターナショナルプリスクールで行われるイベント
5. インターナショナルプリスクールに通う5つのメリット
5-1. 英語圏での暮らしを再現した環境で学べる
5-2. 英語を学ぶ時間がしっかり確保できる
5-3. 物事へ探究的に取り組めるようになる
5-4. コミュニケーション能力が培われる
5-5. 子どもの可能性を広げられる
6. インターナショナルプリスクールを選ぶ5つのポイント
6-1. スクールと家庭の教育方針が一致している
6-2. のびのび過ごせる環境が整っている
6-3. 安全面への配慮が十分にある
6-4. 防犯対策としての取り組みが行われている
6-5. ネイティブスピーカー講師の割合にも注目する
7. まとめ

1. 「インターナショナルプリスクール」とは?

「インターナショナルプリスクール」とは?

「インターナショナルプリスクール(以下プリスクール)」とは、英語保育を行う施設を指します。
英語圏の暮らしを再現しているのが特徴で、基本的に日常生活から授業までのほとんどが英語で行われます。

近年、グローバル化や英語教育の低年齢化にともない、プリスクールの施設も増加傾向です。
ネイティブスピーカーの外国人講師に加えて、バイリンガルの保育士によるサポートが受けられるため、子どもが英語を話せない場合も安心です。

プリスクールに似た施設として「インターナショナルスクール」があります。
インターナショナルスクールは、留学生や移民の子どもたち、海外生活経験のある帰国子女、さらには国際的な教育環境を求める地元の子どもたちを対象にしています。
一方でプリスクールは、おもに「英語の習得を目的とした子どもたち」が通う施設です。

2. インターナショナルプリスクールと保育園の違いは?

インターナショナルプリスクールと保育園の違いは?

この項目では幼稚園・保育園とプリスクールの違いについてご紹介します。

2-1. 教育・活動の内容

幼稚園や保育園で行われる活動として一般的なのは、園庭遊び・絵本・歌唱・ダンス・作品作りなどです。

園によっては「特別プログラム」として英語を学ぶ時間が設けられている場合もあります。
歌やダンス、読み聞かせ、ゲームなどを通して英語を身に付けられ、その多くは月に1回~週に数回のペースで実施されます。

プリスクールの場合は、日常的に英語でコミュニケーションを取る施設が多い傾向です。
音楽・作品作り・外遊びなど総合カリキュラムのほか、アルファベットやフォニックス(スペルと発音のルールを教える指導法)を学ぶこともあります。

2-2. 利用にかかる費用

認可保育園であれば、親の収入によって学費が変わりますが、だいたい1年間で約30万円の費用が必要です。
私立幼稚園の学費なら1年間で約50万円ですが、別途入園金が必要になります。
入学金も園により異なりますが、5,000円~1万円で済む場合もあれば、10万円以上必要になるケースもあるでしょう。

しかし、2019年10月より「幼児教育・保育の無償化」が開始されたため、条件を満たした3歳~5歳児・住民税非課税世帯の0歳~2歳の学費は無料になります。

プリスクールの学費は施設にもよりますが、1年間で100万円程度の費用が必要になることが一般的です。
プリスクールのほとんどは認可外の保育施設ですが、条件を満たしていれば年間で44万円の補助金が支給される場合もあります。

2-3. 指導スタッフの保有資格

保育園で指導を行う場合は保育士資格、幼稚園で指導を行う場合は幼稚園教諭免許が必要です。
保育園や幼稚園と同じく、プリスクールで保育士として働くには保育士資格が必要です。

英語講師としての資格ですが、義務づけられている資格・免許はありません。
施設にもよりますが「海外留学経験の有無」など、海外で経験したことを講師の採用基準として設けている施設もあります。

3. インターナショナルプリスクールで行われるアクティブラーニング

インターナショナルプリスクールで行われるアクティブラーニング

実体験を通して、楽しみながら英語に取り組む体験型学習は、子どもの興味・関心を引き出し、探究心を育みます。
野菜や花の種まき・収穫・芋掘り・雪遊びといった自然との触れ合いや、プラネタリウム・さまざまなミュージアム見学を通して「自分の目で見る」「体感する」楽しさを学べるでしょう。

そのほか、消防署見学・交通安全教室など、自分自身を守るための学習も行われます。

4. インターナショナルプリスクールで行われるイベント

プリスクールでは、幼稚園や保育園と同様に子どもたちの健康を確認するための定期的な健康診断が行われます。
また、万が一の災害に備えて避難訓練も実施されます。
そして、多くの保育園・幼稚園と同様、参観日や発表会、運動会なども開催されるでしょう。

七夕・お月見・節分・ひな祭りといった日本の慣習行事に加え、イースター・アースデー・ハロウィーン・クリスマスなど、海外の慣習とされるイベントも取り入れられています。

5. インターナショナルプリスクールに通う5つのメリット

インターナショナルプリスクールに通う5つのメリット

この項目では、プリスクールに通う5つのメリットを見ていきましょう。

5-1. 英語圏での暮らしを再現した環境で学べる

プリスクールには、外国の子どもたちが多く通っています。
一般的な幼稚園や保育園と比較すると、ほかの国の方と関わり合う機会が多いため、他国の文化や多様性への理解を深められるでしょう。

施設によっては、他国の文化を実際に体験できるイベントが実施されることもあります。
他国の方と過ごしたり、他国の文化を経験したりすることは、視野を広げるきっかけ作りとしても最適です。

5-2. 英語を学ぶ時間がしっかり確保できる

一般的な幼稚園や保育園では、英語学習が行われ場合、限られた時間内となり、まとめて時間の確保することが難しくなります。
日常会話から授業までのほとんどを英語で行うプリスクールでは、施設で過ごすこと自体が英語を学ぶ時間です。
また、幼少の頃から「英語で会話する環境」に身を置くことで特に、英語を聴く・話す力の向上が期待できます。

5-3. 物事へ探究的に取り組めるようになる

プリスクールでは「これは何?」「どうして?」という疑問に対し、自ら探究する学びを提供する施設が多い傾向です。
自然に湧き上がる疑問へ興味を膨らませ、図鑑などを用いて自ら調べる習慣作りをサポートします。

例えば、野菜の種まきから収穫・料理・食事までの工程をリアルに体験するなどのアクティブラーニングを通して探究心を育まれるケースもあります。
探求心を育成するためには、さまざまなことを経験し、楽しいと感じることが大切です。

5-4. コミュニケーション能力が培われる

自己表現が豊かな2歳~5歳の子どもたちが、自分の意思を伝える以外に「自分を主張できる方法」を自ら考えることで、相手の意識を引き付けるコミュニケーション能力が培われるでしょう。

プリスクールにおける話し合いの時間では、周りの視線を気にしすぎることなく自由な意見が交わされます。
にこにことうなずくだけではなく、一人ひとりがしっかりと意見を言える環境づくりが行われているため、積極的なコミュニケーションが取りやすいといえるでしょう。

また、英語会話ならではのアイコンタクト・ボディランゲージが自然に身に付くことや、相手を気に掛ける行動が身に付くことも魅力です。

5-5. 子どもの可能性を広げられる

プリスクールで身に付けた英会話能力や多様な文化理解、学問的な知識は、将来的に子どもの可能性を広げることにつながります。
プリスクールに通う子どもたちの進学は「お受験組」「インター組」「公立組」の3つです。
特にインターナショナルスクールへの進学には高い英語力が求められるため、プリスクールで得た経験を生かせるでしょう。

プリスクールでは、子どもたちが早期から外国語を習得し、異なる文化に触れることが可能です。これにより、子どもたちは新たな視点を持つことができ、さまざまな状況や課題に対応する能力を育てることができます。

6. インターナショナルプリスクールを選ぶ5つのポイント

インターナショナルプリスクールを選ぶ5つのポイント

この項目では、プリスクールを選ぶ際に意識したい5つのポイントをご紹介します。

6-1. スクールと家庭の教育方針が一致している

まず「どのような教育を求めているか」「子どものどこを伸ばしていきたいか」など、家族内で親子考えをすり合わせ、家族方針を確立させましょう。
希望する施設が掲げる教育方針は、家族の方針と極力一致しているほうがよいといえます。

英語だけでなく日本語への理解も深めたいなら施設内における「英語を使う比重」や、外で元気に遊ばせたい場合「運動できる環境の有無」も考えておきましょう。

6-2. のびのび過ごせる環境が整っている

前述したように、運動できる環境が確保されていることや、スクールの広さが十分にあるかなども事前に調べておきたいポイントです。
というのも、プリスクールには施設にグラウンドがないケースも珍しくありません。
よって、外で遊ぶ機会が十分に持てない恐れもあります。

外で思いっきり遊ぶことは、子どもの成長を促すうえでとても大切です。
虫の鳴き声や、草花の香りを感じながら体を動かすことは五感を刺激し、脳の活性化につながります。
また、自由で柔軟な発想を生み出す機会が増え、創造力の向上も期待できるでしょう。

英語だけではなく、子どもが総合的に成長するためには、のびのびと生活できることが不可欠です。

6-3. 安全面への配慮が十分にある

子どもがのびのびと過ごすためには、安全面への配慮が十分になされている必要があります。
施設内の安全性を把握するためにも、見学や体験入学などを行うことがおすすめです。
例えば、以下のようなポイントをチェックするのがよいでしょう。

・施設内の温度は適切か
・清潔に保たれているか
・子どもの人数に対しての保育士の人数
・床材は柔らかいものか
・家具や遊具の角部が防護されているか
・部屋全体が見渡せるよう、家具の高さは低くなっているか
・施設全体の空間が見通せる仕様になっているか

6-4. 防犯対策としての取り組みが行われている

安全面とともに、施設で行われる防犯対策も重視したいポイントです。
防犯対策として確認できる点として、施設の立地や出入り口のオートロック、防犯カメラの有無などが挙げられます。
特に重要なのは、施設が「緊急事態に備えてどのような取り組みを行っているか」ではないでしょうか。

ホームページに防犯対策を明記する施設も多くありますが、見学や体験入学の際に「防犯対策についての取り組み」について質問するのもよいかもしれません。
疑問や不安な点を尋ねた際に、丁寧な説明がある施設だとより安心です。

6-5. ネイティブスピーカー講師の割合にも注目する

英語をできるだけ自然な形で学ばせたい場合は、ネイティブスピーカーの講師が在籍している施設を選ぶと良いでしょう。この際、ネイティブスピーカーの講師と日本人講師の割合にも注目したいものです。ネイティブスピーカーの講師が多い場合、自然な英会話やネイティブの発音が習得しやすくなります。

また、子どもと講師の相性が良くない場合、学習意欲の低下や英語への苦手意識を引き起こす可能性があります。英語スキルの高さだけでなく、子どもへの接し方や分かりやすい指導をしてくれるかも重要なポイントになります。見学や体験入学が可能な場合は、施設や講師の雰囲気を直接確認できるとより安心できます。

まとめ

インターナショナルプリスクールと保育園の違いとは?通わせるメリットについて解説!

プリスクールでは幼稚園・保育園と教育内容が異なり、英語の習得にうってつけの環境です。
施設を選ぶ際は子どもがのびのび過ごせるよう、講師との相性や安全面・防犯面も考慮して選びましょう。

「プリスクールのカリキュラムは魅力的だけど通える場所にない」「送迎がないプリスクールは少し負担」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

当スクール「学童保育型の英会話スクール Kids UP」では、13:30~18:30の5時間コースに通う子どもたちの送迎も承っております。(スクール指定の保育園に限る)3〜6歳を対象とした「幼児コース」、小学校1年〜6年生を対象とした「学童コース」を設け、長時間(3時間半~7時間)の完全英語環境を提供する学童保育型英会話スクールです。

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