学童の申し込みはいつから?知っておきたい学童の種類や費用相場も解説
学童とは、仕事の関係などで学校の放課後に保護者の方が不在の場合、子どもを預けられるサービスです。
学童を利用するには早めの申し込みが必要で、地域により異なります。
本記事では、学童の種類や学童別のお申込期間について解説しています。
また、学童を選ぶうえでの押さえておきたいポイントもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
1. 学童とは?
2. 学童は何時まで預けられる?
3. 学童にかかる費用はいくら?
4. 学童の申し込みはいつから?
4-1. 公立学童の申し込み
4-2. 民間学童の申し込み
5. 学童の申し込みに必要な書類は?
6. 公立学童の申し込み期間に間に合わなかった場合は?
6-1. 放課後子供教室を探す
6-2. 民間の学童を探す
6-3. 途中申し込みができるか確認する
7. 学童を選ぶときの3つのポイント
7-1. 施設まで通いやすいか
7-2. 保護者の負担は大きくないか
7-3. 施設の雰囲気が子どもに合うのか
8. まとめ
1. 学童とは?

学童とは、放課後に帰宅しても保護者が不在の子どものために遊びや学び、生活の場を提供している事業です。
公立運営と民間運営があり、公立は厚生労働省管轄の「放課後児童クラブ」といい、利用条件を設けています。
公立運営の学童を利用できるのは、共働きで放課後に保護者の方が留守にしている家庭の10歳未満の子どもです。
一方で民間の学童は、企業や学校法人が運営しているため、運営方針によって利用条件が異なります。
公立の学童と比較すると利用条件は緩やかで、保護者の就労有無は問わず、年齢制限を設けていません。
学習面でのサポートをしている学童も多く、塾や習い事の一環として利用できます。
2. 学童は何時まで預けられる?

公立の学童の預かり時間は平日の場合、小学校の下校時間から17時までとし、お迎えが遅くなる際は18時までの延長ができます。
延長をした場合、延長料金が発生するため、事前にいくら費用がかかるのか把握しておく必要があります。
土曜日や長期休暇の預かり時間は、基本8時半から17時までとなります。
民間の学童の預かり時間は運営する企業により異なりますが、延長時間を含め公立より長く預けられる場所が多くなっています。
そのため、残業が多い保護者の方もお迎えの時間を心配することなく、安心して子どもを預けることが可能となります。
3. 学童にかかる費用はいくら?

学童の利用料は、自治体により異なります。
東京都大田区の場合、通常利用月額5,000円、夏休み期間中は6,000円で、1日のみ利用する場合は600円で学童に子どもを預けることができます。
一方で、民間の学童は、運営する企業により利用料は異なり、月額30,000円〜50,000円が一般的です。
月額利用料が公立と比較して高めですが、民間運営の学童の場合、運営する企業により特色があり、塾や習い事の一環として利用できます。
学童を利用する他、塾や習い事も一緒に通わせる場合、どのように利用すると教育費が削減できるか検討してもよいでしょう。
4. 学童の申し込みはいつから?

学童の申し込み時期や期間は、自治体や運営する企業や法人により異なります。
ここでは、公立と民間の学童の申し込み期間や時期の目安をそれぞれ解説しますので、子どもを学童に預けたいと考えている保護者の方は参考にしてください。
4-1.公立学童の申し込み
公立学童の申し込み期間は自治体により異なりますが、11月〜翌年1月までが一般的です。
新一年生は、小学校の入学説明会時に申し込み用紙が配布される場合が多いため、記載されている申し込み期間を把握しておきましょう。
子どもが多い自治体は学童の申請を分割で実施している場合もあり、東京都大田区は、令和5年分の一次申請開始を令和4年11月1日から12月1日までに設定していました。
一次申請を忘れた場合は、必ず次の申し込みがいつから始まるのかチェックしておきましょう。
申し込み期間を設けている自治体が多いため、公立の学童へ子どもを預けたい保護者の方は忘れずに申し込みを行う必要があります。
4-2. 民間学童の申し込み
民間の学童の申し込み時期は、運営会社により異なりますが、随時受付をしている場合が多いです。
また、翌年度の入会を10月以降から受付している民間学童もあり、子どもの人数が定員に達した場合、空きがでない限り申し込みはできません。
民間の学童は、無料体験や見学会をしている場合も多く、気になる場所があるなら、早めに問い合わせることが大切です。
学童保育型の「英語・英会話スクール Kids UP」では、利用を希望されるお子さまを随時募集しています。
東京都を中心に、神奈川県・千葉県・埼玉県にスクールがありますので、お近くにお住まいの方はレッスンや教室の雰囲気をぜひご覧ください。
また、無料体験レッスンや個別でのご相談も受け付けておりますので、「無料体験のお申し込み」より、お気軽にお申し込みください。
5. 学童の申し込みに必要な書類は?

学童の申し込みに必要な書類は公立と民間で異なります。
例えば、公立の学童に申し込みをする際は以下の書類の提出が求められます。
- 学童保育利用申請書
- 調査票
- 就労証明書
- 勤務シフト表 など
申し込みに必要な書類が多いため、提出の際は書類に不備がないか必ずチェックしましょう。
民間の学童は、申し込みに必要な書類は運営する企業により異なるため、問い合わせが必要です。
また、無料体験や見学会、個別相談を行う際に、申し込みに必要な書類が説明されますので、不明点があればスタッフへお尋ねください。
6. 公立学童の申し込み期間に間に合わなかった場合は?

申し込み期間内に公立の学童へ申請を忘れた場合は、以下の方法でも学童の利用を検討できます。
- 放課後子供教室を探す
- 民間の学童を探す
- 途中申し込みができるか確認をする
それぞれの子どもを預ける方法について解説しますので、申請を忘れた際に参考にしてください。
6-1. 放課後子供教室を探す
もし、お住いの地域に放課後子供教室があれば、そちらに申し込みを考えるのもよいでしょう。
共働き家庭で10歳未満の子どもを預かるとする学童の利用条件に対して、放課後子供教室は「すべての子ども」が預かりの対象となっています。
開放日数が年間250日以上ある学童に比べ、111日と少なめですが、利用料は無料としている自治体が多いのが特徴です。
放課後子供教室も申し込みが必要な場合があり、東京都大田区は3学期に申し込み用紙が配布されます。
また、児童厚生施設の1つである児童館がある地域にお住まいであれば、児童館の利用を考えてみるのもよいでしょう。
6-2. 民間の学童を探す
民間の学童を利用する方法もあります。
民間の学童は、利用者数が定員に達しない限り、随時申し込みが可能です。
また、民間の学童は、運営する企業によりそれぞれ特色があり、英語やプログラミング、スポーツを取り入れ、学習や運動面でサポートをしている場所もあります。
学習や運動のレッスンができる学童であれば、塾や習い事に通う手間や費用の負担を軽減できるでしょう。
お住まいの地域にどのような民間の学童があるか調べたい方は、「一般社団法人民間学童保育協会」のWebサイト(https://minkan-gakudo.jp/)で「会員一覧」より登録されている学童が確認できます。
お迎えの時間も多少の融通がきく場合もあるため、お住まいの地域に民間運営の学童があれば、そちらに子どもを預けるのも検討するとよいでしょう。
6-3. 途中申し込みができるか確認する
一次申請や二次申請で利用定員に達していない場合は、随時申し込みをしている可能性があります。
しかし、途中申し込みの場合、新学期が始まってすぐの入会は難しく、早くても5月以降から受け入れ開始をするのが一般的です。
途中申し込みの可否については、お住まいの地域の学童を担当する係りへ問い合わせする必要があります。
7. 学童を選ぶときの3つのポイント

子どもを学童に預ける場合、どのような点に気をつければよいか悩む保護者の方も多いでしょう。
ここでは、学童を選ぶときのポイントを3つご紹介します。
- 1.施設まで通いやすいか
- 2.保護者の負担は大きくないか
- 3.施設の雰囲気が子どもに合うのか
それぞれのポイントについて説明しますので、学童を選ぶときの参考にしてください。
7-1. 施設まで通いやすいか
学校の校舎内に設置されている学童も多くありますが、その限りではありません。
学童が学校の校舎内にあれば、道に迷うことや、交通事故の心配はないでしょう。
しかし、校舎外に学童がある場合、学校から学童までのルートや交通ルールをしっかりと覚える必要があります。
低学年で初めて学童に通う際は、保護者が付き添って学童までのルートを教えなければなりません。
利用を希望している学童がどの場所に設置されているのか、しっかりと確認しましょう。
7-2. 保護者の負担は大きくないか
学童に子どもを預ける際、保護者の負担が大きくないかもチェックしておきたいポイントです。
共働きで残業が多い保護者の方の場合、お迎えの時間に間に合わないことも考えられます。
お迎えの時間が延長できるのか、何時まで延長可能なのかもしっかりと確認してください。
公立の学童は18時を超える預かりはできないため、お迎えが18時を超えると事前にわかる場合は、民間の学童の利用を視野に入れておきましょう。
また、ご自宅近くまでの送迎サービスを実施している民間の学童もあるため、ご家族のライフスタイルに合わせた選択もできます。
また、土曜日や長期休暇中のお弁当の持参や、年中行事での保護者の参加の有無も事前に確認することが大切なポイントとなります。
7-3. 施設の雰囲気が子どもに合うのか
スタッフの在籍人数や学童の雰囲気、どのような子どもが利用しているかなどもチェックしておきましょう。
子どもが苦手としているクラスメイトが同じ学童を利用している場合、子どもにストレスを与えかねません。
施設の雰囲気と子どもが合うのかも確かめておきましょう。
また、施設により設備が老朽化している場合もあります。
冷房・暖房設備が整っていない場所もあるため、熱中症や防寒対策をしての学童利用も予想されます。
施設の設備に不安がある保護者の方は、スタッフに相談しておきましょう。
まとめ

公立の学童は利用条件があり、申し込み期間中に必ず申請する必要があります。
しかし、民間の学童は公立の学童に比べて、保護者の方の就労や子どもの年齢に対する利用条件は緩く、塾や習い事のように利用できます。
公立の学童を利用する他、塾や習い事にも通わせたいと考えている場合、一度民間の学童を活用する方法を検討してはいかがでしょうか。
東京近郊にお住まいの方は、学童保育型の「英語・英会話スクール Kids UP」の利用を検討してはいかがでしょうか。
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また、最長20時半までのお預かりができますので、急な残業が発生しても安心です。
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