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英語教育

小学1年生から英語は習わせたほうがよい?保護者ができる取り組みと家庭でできる学習方法とは?

「小学3年生から英語の授業が始まる!自宅でも早めに対策をしたほうがいいの?」
小学生の英語教育についてお悩みの保護者も多いでしょう。
2020年から小学3・4年生の時間割の中に「外国語学習」が含まれるようになりました。
また、自治体独自に低学年から外国語学習を取り入れている場所もあります。
本記事では、小学校での英語学習の指導内容や小学1年生の早期段階から英語を学ぶメリット、保護者が子どもに対してできる取り組みについてご紹介します。

目次

1. 小学3年生から英語の授業が必修化される
2. 小学1年生から英語教育を始める3つのメリット
2-1. 英語への抵抗感が少なくなる
2-2. 英語力が向上する
2-3. 外国に興味・関心が湧く
3. 小学1年生から英語に興味を持ってもらうために保護者ができること
3-1. 日常的に英語を取り入れる
3-2. 好きなことと関連づける
3-3. イベントに参加する
4. 小学1年生からでも始められる英語学習方法とは?
4-1. 英語学習アプリを利用する
4-2. 絵本やDVDなどを利用する
4-3. 英会話スクールに通う
5. まとめ

1. 小学3年生から英語の授業が必修化される

小学3年生から英語の授業が必修化される

2011年から小学校教育に英語学習を行う取り組みが段階的に実施されています。
小学生から英語学習を取り入れた結果、多くの小学生が英語への興味や関心を持てるようになり、学習意欲の増加につながることがわかりました。
しかし、一方で中学教育の英語とは内容が異なるため、小学校の学習方法と連携がとれず、中学入学後英語に対する学習意欲の低下、成績が振るわないという実態もありました。

このような状況を改善するため、2017年から学校教育法施行規則の一部が改正され、小学校学習指導要領が2020年から全面的に変わり、小学校では3年生から外国語学習の授業が組み込まれています。
また、低学年のうちから英語学習を始めている自治体もあり、東京都品川区では低学年のうちから年間20時間を標準授業に取り入れています。

2. 小学1年生から英語教育を始める3つのメリット

小学1年生から英語教育を始める3つのメリット

小学3年生からの外国語学習必修化により、1年生の早い段階から、英語を習わせたいと考える保護者の方もいるでしょう。
また、実際に授業が始まる前から英語学習をスタートさせるメリットはあるのか、わからない保護者の方も多いのではないでしょうか。
英語の授業が始まる前に英語学習を自宅で取り入れるメリットは、主に3つあります。

  1. 1.英語への抵抗感が少なくなる
  2. 2.英語力が向上する
  3. 3.外国に興味・関心が湧く

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

2-1. 英語への抵抗感が少なくなる

年齢が高くなるほど発音に対する不安や緊張から、英語でコミュニケーションを取ることに対して抵抗感が現れる場合があります。
英語に対して苦手意識を持ってしまうと、克服できないまま進級してしまう可能性も否定できません。
小学1年生のうちから聞く・話すを中心とした英語に慣れておけば、3年生から始まる「外国語学習」に対する抵抗感が少なくなる可能性がでてきます。

外国語学習が始まる前の小学1年生のうちから英語に触れる習慣をつくっておけば、英語に対する苦手意識を持たず、楽しく学習できる環境を整えることができます。
簡単な英語に触れ、少しずつ難易度を上げていけば、英語で行うコミュニケーションに対して興味や親しみを持てるようになり、学校で「外国語学習」が始まっても積極的に英語の授業を楽しめるようになるでしょう。

2-2. 英語力が向上する

0〜10歳は「言語形成期」と言われ、感受性が高く、言語の構造が理解できなくても感覚や体で言語の習得が可能です。

そのため、第一言語の他、第二言語の習得に最も適した時期でもあると言えます。
「L」と「R」のような英語の難しい発音やリズムの聞き取りもスムーズにできるため、正しい英語の発音を反復して練習すれば、ヒアリング能力やスピーキング能力を身につけることができます。

2-3. 外国に興味・関心が湧く

小学校の英語に関する教育プログラムは、文化や言語の違いの理解も、目的の1つです。
日本語と英語の違いを知ることは、子どもの視野を広げ、外国に対する興味・関心を持つことに繋がると言えます。
また、英語学習を通して外国に興味を持つことができると、スムーズに文化の違いや多様性に慣れ親しめるようになります。
グローバル社会では、他者を受け入れる柔軟性が必要です。
早い段階からの英語学習によって身についた多様性への理解は、将来的に役立つことになるでしょう。

3. 小学1年生から英語に興味を持ってもらうために保護者ができること

小学1年生から英語に興味を持ってもらうために保護者ができること

新しい生活が始まった小学1年生は、好奇心旺盛です。
子どもの好奇心を活かして、英語に興味・関心を持ってもらうために保護者ができる取り組みを3つご紹介します。

  1. 1.日常的に英語を取り入れる
  2. 2.好きなことと関連づける
  3. 3.イベントに参加する

まずは子どもと保護者の方の負担にならない取り組みから始めてみましょう。

3-1. 日常的に英語を取り入れる

保護者の方が自ら英語を日常的に取り入れた生活をしていれば、自然に子どもも英語に興味を持つようになるでしょう。
英語が不慣れな保護者の方でも、毎日使う簡単な言葉を英語に置き換えて伝えれば、子どもも真似して返すようになり、英語に親しみを持つようになります。
また、あいさつや褒めるときに使うフレーズを日常生活に取り入れて、英語に慣れる習慣をつくりましょう。
英語の音楽を聴かせたり、英語の絵本で読み聞かせをしたりするのも、簡単に始められるのでおすすめです。

3-2. 好きなことと関連づける

ゲームや遊びなど、子どもの好きなことや興味のあることに英語を関連づけて、興味を引く方法もあります。
得意なゲームや好きなおもちゃで遊ぶ際に、英語が必要であれば必然と英語を話す回数が増えます。
英語の感覚に慣れてきたら、アルファベット表を利用して、アルファベットの書き方を覚えていくのもよいでしょう。
好きなことや得意なことに英語を関連付ければ、英語のフレーズもすぐに覚えられるため、外国語学習の授業が始まっても抵抗感なくスタートできるようになります。

3-3. イベントに参加する

英会話スクールで開催しているイベントに参加して、英語に触れる機会を増やす方法もおすすめです。
英会話スクールによって、通常利用者以外の子どもでも参加できるイベントを催している場合があります。
ネイティブスピーカーの講師がいれば、正しい発音の英語を耳にする機会も作ることができます。

「英語・英会話スクール Kids UP」では、長期休暇に利用できるシーズナルイベントを開催し、英語に触れてもらうきっかけづくりを行なっています。
Kids UPの教室内は全て英語でコミュニケーションを取るため、自然な英語力を身につけられます。
1日からでも参加できるため、英語の環境に慣れさせつつ、英語教育を受ける態勢を整えることも可能です。

4. 小学1年生からでも始められる英語学習方法とは?

小学1年生からでも始められる英語学習方法とは?

小学1年生からでも始められる英語学習方法は以下の通りです。

  1. 1.英語学習アプリを利用する
  2. 2.絵本やDVDなどを利用する
  3. 3.英会話スクールに通う

手軽に始められる学習方法もありますので、それぞれのご家庭に合ったものから取り組みましょう。

4-1. 英語学習アプリを利用する

タブレットやスマホに英語学習アプリをダウンロードして、少しずつ英語に慣れてもらう方法があります。
英語学習アプリは、子ども向けの知育アプリから大人向けの本格的な学習アプリまで様々です。
子ども向けの英語学習アプリなら「Lingokids」「Fun English」など、ABCがわからない子どもでもゲーム感覚で、楽しく学ぶ習慣をつくれるでしょう。
有料制の英語学習アプリもありますが、まずは無料でダウンロードできる手軽な英語学習アプリから始めることがおすすめです。
気に入ったものがあれば、サブスクリプション契約をして少しずつ英語の難易度を上げて、学習に取り組むとよいでしょう。

4-2. 絵本やDVDなどを利用する

海外で制作された子ども向けのアニメやテレビ番組を流して、英語に触れるきっかけをつくるのも有効です。
また、子ども向けの英語の絵本を読み聞かせる方法も効果があります。
シンプルな英語で書かれている絵本であれば、英語に不慣れな保護者の方も無理なく読み聞かせができ、ご自身の英語の学習にも繋がります。

小学1年生でも楽しんで読めるシンプルな内容の英語の絵本は以下の通りです。

  • Bear At Home
  • Dinosaur Encore
  • If You Give a Cat a Cupcake
  • Actual Size(これがほんとのおおきさ) など

英語の絵本は、大型の書店やオンラインショップなどで購入可能です。
子どもと一緒にお気に入りの絵本やアニメを見つけてみましょう。

4-3. 英会話スクールに通う

ネイティブスピーカーの講師がいる英会話スクールなら、正確な英語の発音や海外の文化、コミュニケーションを体系的に学ぶことができます。
最近では1コマの学習時間が決まっている英会話スクールの他に、学童保育型の英会話スクールがあります。
学童保育型の英会話スクールは、放課後からスクールの終了時間まで子どもを預けられるため、仕事で多忙な保護者の方から人気です。

学習時間が決まっている英会話スクールに比べて、学童型の英会話スクールは、英語に触れる時間が長く、様々な学年の生徒たちと過ごすので、英語のレッスンや遊びの中で、子どもの社会性も養うことができます。
また、英会話スクールによっては、学校やご自宅近くまでの送迎サービスや延長保育など、忙しい保護者の方でも安心して子どもを預けられる環境が整っています。
検討している英会話スクールがあれば、一度体験入学に参加してスクールの雰囲気や利用者の年齢、ネイティブスピーカーの講師がいるかもチェックするのがおすすめです。

まとめ

【小学生】子どもにはどんな習い事がいい?おすすめと選ぶポイント解説!

外国語学習は小学3年生から必修化され、自治体によっては小学1年生から英語の授業をカリキュラムに取り入れています。
外国語学習の授業が始まるよりも前に英語に慣れる機会をつくれば、英語への理解があるため、抵抗感も少なく授業に馴染むことができます。
ご自宅での英語学習のほかに、ネイティブスピーカーの講師がいる英会話スクールに通うと、正しい英語の発音やコミュニケーションを自然に身につけられます。
しかし、仕事や家のことで多忙な保護者の方の場合、決まった時間の送迎が難しいため、英会話スクールに子どもを通わせることが難しくなることもあるでしょう。

英語・英会話スクール Kids UP」は学童保育型の英会話スクールのため、学校とご自宅近くまでバスで送迎を行うサービスを提供しています。
また、急な残業があった場合は、事前にご連絡をいただければ、最大20時30分までの延長保育が可能です。

一般的な英会話スクールに比べて、柔軟な対応ができる学童保育型英会話スクールKids UPで、子どもの英語力や社会性を伸ばしませんか。
もちろんネイティブスピーカーの社員講師も常駐しております。
無料体験レッスンのほか、個別でのご相談も承っていますので、お気軽にご相談ください。

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