学童の遊びはどんなことをする?時間内で子どもが得られる経験も紹介
学童に子どもを預ける際、どのような遊びをするのか、どのように過ごすのか気になっている方は多いのではないでしょうか。
学童では、屋外で「身体を動かす遊び」や、お絵かきや工作などの「頭を使う遊び」など、様々な遊びを行っています。
本記事では、学童でどのような遊びを取り入れているのかに加え、学童で遊ばせるメリットについてお伝えします。
学童でどのように過ごすのか気になっている方は、参考にしてみてください。
目次
1. 学童の種類
1-1. 学童保育
1-2. 民間運営の学童
2. 身体を動かした学童保育で行われる遊び
2-1. 身体を動かす遊び
2-2. 工作などの室内で頭を使う遊び
2-3. 大人数での遊び
3. 学童で遊ぶことによって得られる経験
3-1. 新たな遊びを覚えて視野が広くなる
3-2. 学童の友達と遊び、協調性が上がる
3-3. 年上の子どもと接することで成長につながる
3-4. 年下の子どもと交流し面倒見が良くなる
4. 学童で子どもを遊ばせるメリット
4-1. 大人が見てくれるため安心して遊ばせられる
4-2. スタッフとの交流により大人との付き合い方を学べる
4-3. 学童独自のカリキュラムを受けられる
5. 学童を選ぶ際のポイント
5-1. スタッフの雰囲気
5-2. 料金とサービス内容
5-3. 送迎があるかどうか
5-4. 無料体験ができるかどうか
6. まとめ
1. 学童の種類

一口に学童といっても、公的な学童保育と民間が運営する学童とでは、サービス内容などさまざまな面で大きな違いがあります。そこで、ここでは前提情報として、公的な学童保育と民間が運営する学童の違いについて解説します。
1-1. 学童保育
学童保育とは、市区町村などの地方自治体が設置・運営する放課後の児童預かりサービスのことです。地方自治体によっては、運営を地域のNPO法人など外部に委託しているケースもあります。
厚生労働省によると、学童保育の開所時間は放課後から18~19時までであるケースが大半です。また、条例により定員や子ども1人あたりの保育面積など運営基準が細かく決められており、その中でサービスを提供しています。毎月の利用料が数千円程度とリーズナブルですが、基本的に送迎がなく、定員に空きが出にくい学童もあります。
1-2. 民間運営の学童
民間企業が設置・運営する学童もあります。終了時間はそれぞれの学童によって異なりますが、比較的遅い時間まで預かってくれる学童が多いので、共働き家庭でも利用しやすいのがメリットのひとつです。また、英会話やプログラミング教育など、独自のカリキュラムを設けている学童もあります。送迎サービスが提供されていることも多いので、仕事が終わってからお迎えに行く必要もありません。
2. 身体を動かした学童保育で行われる遊び

学童保育で行われる遊びは、大まかに分けると次の3種類です。
- 身体を動かす遊び
- 工作などの室内で頭を使う遊び
- 大人数での遊び
それぞれの遊びについて、具体的にどのように行われるかを解説します。
2-1. 身体を動かす遊び
ダンスや体操、自転車、ホッピングなどがこれにあたります。
インストラクターとなるスタッフの指導に従ってストレッチなどの基本運動をしたり、自転車やホッピングなどの道具を使った遊びをしたりと、学童によってプログラムはさまざまです。中には柔道や空手などの本格的な武道や、ダンスなど子どもが楽しんで参加できるプログラムを取り入れている学童もあります。
2-2. 工作などの室内で頭を使う遊び
工作、折り紙、トランプ、ボードゲームなど、室内で頭を使う遊びを取り入れている学童も多くあります。スタッフが工作や折り紙のやり方を教えて、子どもが実際に作ってみたり、子ども同士が数名のグループに分かれて、トランプやボードゲームで遊んだりします。スタッフは、子どもたちがルールに従ってトラブルを起こさず遊べているかを見守ります。
アートやものづくり、理科実験などを積極的に取り入れている学童もあります。遊びを通して楽しく学んだり、作品を完成させたりすることで、勉強だけでは得られない成長体験が得られるでしょう。
2-3. 大人数での遊び
学童ならではの遊びともいえるのが、大人数での遊びです。大縄跳びや鬼ごっこなど、ある程度人数がいないと成立しない遊びは、自宅ではなかなか経験できないため、子どもにとっても良い経験になるでしょう。
敷地が広い学童の場合は敷地内で、敷地が狭い学童の場合は近隣の体育館などを借りて行うことが多いようです。
3. 学童で遊ぶことによって得られる経験

学童では、普段の小学校での生活ではできない経験を、遊びを通じて得ることができます。
ここでは、学童で得られる経験によりどのようなメリットがもたらされるかを、以下の観点から解説します。
- 新たな遊びを覚えて視野が広くなる
- 学童の友達と遊び、協調性が上がる
- 年上の子どもと接することで成長につながる
- 年下の子どもと交流し面倒見が良くなる
3-1. 新たな遊びを覚えて視野が広くなる
学童では、日々スタッフが子どもとの遊びのプログラムを考え、実践しています。
いわば、学童はこれまでやったことがない遊びを体験できる場であり、子どもの視野を広げるのにも役立つはずです。さらに、友達と楽しく遊ぶ方法を実践を通して覚えることができます。知的好奇心も刺激されるため、家での過ごし方も変わっていくでしょう。
3-2. 学童の友達と遊び、協調性が上がる
学校内のコミュニティだけでなく、学童の友達と遊ぶことで、協調性を身に付けることができるでしょう。
特に民間の学童の場合、参加しているのは同じ小学校の子どもとは限りません。性別・性格・年齢・所属するコミュニティなど、多様な子どもたちの集団の中で過ごすことで、さまざまな感性の子どもとの関わり方や、協力して活動に取り組むことを学ぶことができます。感受性が豊かな小学校低学年のうちから多くの人と関わることで、おのずと「世の中には色々な価値観を持っている人がいる」という意識を養うことにもつながるでしょう。
3-3. 年上の子どもと接することで成長につながる
学童に参加して年上の子どもと接することは、子どもの成長にとってもプラスになることもあります。
年上の子どもの遊び方や語彙力を間近で見て、模倣することで、子ども自身の遊び方や語彙力はレベルアップしていくはずです。また、年上の子どもが率先してリーダーとなり、やって良いこと・悪いことの分別をつけながら行動している姿を見ることも、子どもの成長において非常に重要な経験になります。
3-4. 年下の子どもと交流し面倒見が良くなる
年下の子どもと交流することで、年長者として面倒を見る経験ができるのも、学童に参加するメリットといえます。年下の子どもとは、体格や知的レベルが異なるため、相手に合わせた遊びや接し方を考えなくてはいけません。物を貸してあげたり、遊び方を教えるときの方法を考えたりすることで、包容力や共感力を育むことができるでしょう。
4. 学童で子どもを遊ばせるメリット

自宅で留守番をさせるのではなく、学童で子どもを遊ばせることには、さまざまなメリットがあります。ここでは具体的なメリットとして以下の3点を解説します。
- 大人が見てくれるため安心して遊ばせられる
- スタッフとの交流により大人との付き合い方を学べる
- 学童独自のカリキュラムを受けられる
4-1. 大人が見てくれるため安心して遊ばせられる
学童の大きなメリットとして、大人が見てくれるため安心して遊ばせられることがあげられます。子どもだけで遊んでいると、危険な遊び方をして大けがをしてしまったり、友達とトラブルになってしまったりすることも考えられます。また、体調を崩したり、けがをしてしまったりした場合に、子どもだけで適切な対応をするのはかなり難しいです。
しかし、学童であれば大人がついているため、大けがや友達とのトラブルが起きるリスクを軽減できます。体調を崩してしまった場合にも、学童のスタッフから保護者に連絡をもらえたり、場合によっては医療機関に付き添ってもらえたりと、適切な対応をしてもらえることも、保護者の方にとっては嬉しいポイントです。
4-2. スタッフとの交流により大人との付き合い方を学べる
学童に参加すると、スタッフとの交流を通して、大人との付き合い方を学ぶことができます。自分とは立場や年齢がまったく違う人と接する際に気を付けるべきことを、実地体験として学ぶことができるので、社交性も育めるでしょう。
4-3. 学童独自のカリキュラムを受けられる
学童によっては、独自のカリキュラムがあり、家や学校では学べないことを体験できるケースもあります。プログラミングや英会話、中学受験に向けた進学指導を行う学童もあるので、将来やりたいことや子どもの興味・関心があること、特性などに合わせて選ぶと良いでしょう。なお、学童保育型英会話スクールKids UPでは、ゲーム・エクササイズ・読み聞かせなどさまざまなプログラムを通じ、子どもが楽しく英語を学べる環境を整えています。
5. 学童を選ぶ際のポイント

一口に学童といってもそれぞれにカラーがあるため、「それぞれの子どもに合う場所を選ぶこと」が重要になります。ここでは、学童を選ぶ際に意識したい以下のポイントについて詳しく解説します。
- スタッフの雰囲気
- 料金とサービス内容
- 送迎があるかどうか
- 無料体験ができるかどうか
5-1. スタッフの雰囲気
子どもを預ける場所である以上、スタッフの雰囲気は非常に重要です。スタッフに余裕がなく、ピリピリしている雰囲気の中では、子どもも心地よく過ごせません。実際に子どもと一緒に見学に行き、スタッフの雰囲気や対応に不安を抱いた場合は、その学童は避けたほうが無難です。
5-2. 料金とサービス内容
料金とサービスの内容が自分の利用目的に合っているかどうかも確認しましょう。公共の学童保育は料金が毎月数千円程度ですが、18~19時くらいまでしか預けられないことが多いです。保護者の方が迎えに行くのが18時以降になる日が多い場合は、民間の学童保育を検討する必要があるかもしれません。
民間の学童保育は、公共の学童保育と比較すると料金は高めですが、その分サービスが豊富であることがメリットです。プログラミングや英会話などの独自のカリキュラムを取り入れていたり、預かり可能時間が長かったりと、子どもにとっても保護者にとっても嬉しいポイントが多くあります。学童にかけられる予算と、受けたいサービスの内容を考慮して、各家庭に合った学童サービスを選ぶと良いでしょう。
5-3. 送迎があるかどうか
送迎サービスがあるかどうかも重要なポイントです。利用する学童に送迎サービスがあれば、自分たちで子どもを迎えにいく必要がありません。子供が自宅または自宅付近に到着する時間までに帰宅していれば良いため、余裕をもってスケジュールを組むことができます。
5-4. 無料体験ができるかどうか
無料体験会を実施しているかどうかも、学童選びの基準にすると良いでしょう。実際に体験してみないとわからないことも多々あります。子どもが長時間過ごすことになる場所である以上、子ども自身の意見を聞いて決めることが大切です。学童の無料体験に参加したうえで、子どもの感想を聞いて決めると良いでしょう。
まとめ

学童での遊び方は、施設やサービスによって様々であるため、事前説明や体験会に参加し、どのような遊び方をしているのか聞いてみましょう。民間の学童の場合、通常の遊びだけではなく独自カリキュラムがあることも多いため、ぜひ調べてみてください。
「学童保育型の英会話スクール Kids UP」では、オールイングリッシュの環境でゲーム・理科実験・工作などを取り入れている学童保育型の英会話スクールです。学童保育としての特徴は、「子どもの気持ち」を重視して対応していることです。お子様が好きなレッスンを選べる仕組みをとっているため、より楽しみながら生きた英語を身につけられます。
また、長時間ながら、ご利用しやすい料金設定となっており、ご希望の方には無料の送迎バスもございます。ぜひ一度、無料体験レッスンにお申込みください。疑問点などございましたら、お問い合わせください。