学童のお迎えは何時まで?迎えに行けない場合の対処法も解説
「学童に子どもを預けたいけど何時まで預けられるの?」
「退勤後に迎えに行ける時間まで預けられるの?」
といった悩みを持たれている方は多いのではないでしょうか。
利用料金が安くても、預けられる時間が保護者の方の目的に合っていない場合、その施設やサービスを利用するのは難しいかもしれません。
本記事では、公設の学童保育と民間運営の学童の営業時間の違い、万が一お迎え時間に間に合わない場合の対処法を解説します。
学童のお迎え時間について調べていた方は、参考にしてみてください。
目次
1. 学童の種類別の営業時間
1-1. 学童保育
1-2. 民間運営の学童
2. 夏休みや冬休みなどの長期休みの際のお迎え情報
3. 学童に預けている時間にしてもらえること
3-1. 施設の人が子どもと遊んでくれる
3-2. おやつを出してもらえる
3-3. 学校が無い日に預ける場合は食事の時間がある
4. お迎えに行く前に施設に伝達すべきこと
4-1. 緊急連絡先と迎えに行く時間
4-2. 誰が迎えに行くのかを明確に伝達する
5. お迎え時間に間に合わない場合の対処法
5-1. 祖父母や友人に依頼する
5-2. ファミリーサポートを活用する
5-3. 送迎がある学童を利用する
6. まとめ
1. 学童の種類別の営業時間
一口に学童といっても、市区町村などの地方自治体が運営するのか、民間企業が運営するのかによって、サービス内容は大きく異なります。営業時間(開所時間)や預かり時間の延長の可否もその一つです。ここでは、学童の種類別の営業時間について詳しく解説します。
1-1. 学童保育
市区町村などの地方自治体が設置・運営する学童です。地方自治体によっては、運営を地域のNPO法人などに委託しているケースもあります。
学童保育の場合、営業時間(開所時間)は、放課後から18時~19時頃までとなっているケースが多いです。ただし、季節によって閉所時間が違う地域もあるため、事前に確認しましょう。
学童に通う子どもは、学校が終わったら、帰宅せずそのまま学童の集合場所に向かうことになります。歩いて向かうのが一般的ですが、小学校に入学したばかりの時期は、学童保育指導員が学校まで迎えに来てくれることもあります。
1-2. 民間運営の学童
民間企業が運営している学童もあります。基本的な預かり時間は、自治体が運営する学童と同様に18時~19時までであることが多いですが、民間運営の場合は、延長保育に対応している施設がほとんどです。20時~21時頃まで延長できる学童も多いため、保護者の方の終業時間が遅い場合には、大きなメリットになるでしょう。
また、小学校から学童までの送迎を行ってくれる民間の学童もあります。小学校から学童までの距離が遠い場合は、送迎の利用を検討しましょう。
なお、学童保育型英会話スクールKids UPでは、指定の小学校までのお迎えを行っています。それぞれのスクールごとに送迎対象となる小学校が決められているため、お子さんの通う小学校に応じてどこのスクールに通うかをご検討ください。
2. 夏休みや冬休みなどの長期休みの際のお迎え情報
公共サービスとして運営されている学童保育の場合、夏休みや冬休みなどの間は、8時に開所し、18時もしくは19時にお迎えというパターンが多いようです。一方、民間運営の学童の場合も、8時に開所し、18時もしくは19時にお迎えというパターンが多いという点は同じですが、延長保育を実施していることも多くあります。
預かり時間の延長サービスを行っている学童の場合、20時~21時頃まで延長できることもあります。延長を希望する場合には、延長する時間に応じた追加料金がかかる場合もあるため、事前に確認しましょう。
また、民間の学童保育の中には春や夏、冬といった長期休みに期間限定にシーズナルスクールを実施しているところもあります。ウィンタースクールやスプリングスクールでは、普段のカリキュラムとは違うプログラムが用意されていることも多いため、長期休みならではの思い出づくりや子どもの成長にもつながる、良い体験ができるでしょう。
3. 学童に預けている時間にしてもらえること
学童に預けている時間にしてもらえることは、大きく分けると以下の3つです。
- 施設のスタッフが子どもと遊んでくれる
- おやつを出してもらえる
- 学校が無い日に預ける場合は食事の時間がある
3-1. 施設の人が子どもと遊んでくれる
施設のスタッフが子どもと遊んでくれることは、学童に参加する大きなメリットでしょう。一人で遊ぶのとはまったく違う遊び方ができるので、新しい発見や知能の発達にもつながります。大縄跳びなどのような体を動かす遊びや、ボードゲームのような頭を使う遊びなど、さまざまな体験ができるので、子どもにとっても良い経験になるはずです。
なお、遊び以外にも、プログラミングや英会話、中学受験に向けた学習指導など、勉強に近いカリキュラムを設けている学童もあります。例えば、学童保育型英会話スクールKids UPでは、年齢と習熟度に応じたコースを設け、さまざまなプログラムを通じて生きた英語を学ぶことが可能です。
3-2. おやつを出してもらえる
学童によっては、お迎えまでの間におやつを出してもらえることがあります。ゼリーやチョコレートなどの甘いものや、せんべいやあられなどの塩味のものなど、学童によって出すおやつはさまざまです。中には手作りのおやつを出している学童もあります。クリスマスケーキなど、季節や行事にちなんだおやつが出てくることもあるかもしれません。
なお、本来の月会費とは別に、おやつ代として1,500円〜2,000円がかかることもあるため、事前に確認しましょう。おやつが余った場合、お迎えの時に持ち帰ることができる場合もあります。
また、子どもに食物アレルギーがある場合は、事前に伝達したうえで、代わりのものを持たせるなどの対応が必要です。アレルギーに限らず、子どものおやつについて気になることがある場合は、事前に相談することをおすすめいたします。
3-3. 学校が無い日に預ける場合は食事の時間がある
夏休みや冬休みなど、学校がない日に学童に預ける場合は、食事の時間が設けられています。決まった時間にご飯を食べるので、規則正しい生活習慣をつけるのにも役立つはずです。なお、ほとんどの学童では自分でお弁当を持参することになるため、事前に確認し、準備をしておきましょう。
学童によっては、お弁当の配達サービスを利用できたり、昼食会を実施したりしていることがあります。お弁当を作るのが難しい場合は、このようなサービスの利用ができる学童を検討しても良いかもしれません。
また、あまり多くはないですが、夕食を出してくれる学童も存在します。仕事で遅くなることが多い場合、平日はこのようなサービスを利用して、手作りのご飯や外食をお休みの日の楽しみにするのも選択肢の一つです。
4. お迎えに行く前に施設に伝達すべきこと
お迎えに行く前に注意したいのは、学童施設との情報共有です。学童施設では、連れ去りなどのトラブルの防止のため、お迎えに来る保護者の方について厳重な確認を行っています。そのため、事前の情報伝達が不足していた場合、子どもの本当の保護者だったとしても引き渡してもらえないなどのトラブルが起きるかもしれません。
最低限、以下の2点については事前に伝えておきましょう。
- 緊急連絡先と迎えに行く時間
- 誰が迎えに行くのかを明確に伝達する
4-1. 緊急連絡先と迎えに行く時間
緊急連絡先と迎えに行く時間は必ず伝えましょう。緊急連絡先は、両親や近隣に住んでいる祖父母等、子どもの緊急時にすぐに対応できる方の電話番号を伝えておくことがおすすめです。子どもが熱を出したり、けがをしてしまったりしたときや、地震などの自然災害が起こったときには、急遽迎えに行かなくてはいけないこともあります。また、迎えにいく目安の時間をあらかじめ伝えておくと、学童のスタッフもスムーズに対応できるでしょう。
4-2. 誰が迎えに行くのかを明確に伝達する
誰が迎えに行くのかを明確に伝達しておくことも必要です。特に、祖父母や保護者の方の友人など、普段とは違う方が迎えに行く場合、名前だけでなく、保護者の方や子ども本人との関係も伝えておくと良いでしょう。
また、親族や友人にお迎えを頼む時は、念のため、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を持参してもらうように伝えておくと、より安心です。さらに、祖父母の方など、頻繁にお迎えを頼む方がいる場合は、事前に学童に伝えたうえで、顔写真などを見せておくとスムーズにやりとりができるでしょう。
5. お迎え時間に間に合わない場合の対処法
仕事が長引いたなどの理由で、お迎えに間に合いそうにない場合の対処法もあらかじめ考えておきましょう。ここでは具体的な対処法として、以下の3つを紹介します。
- 祖父母や友人に依頼する
- ファミリーサポートを活用する
- 送迎がある学童を利用する
5-1. 祖父母や友人に依頼する
祖父母や友人に依頼するのはごく一般的な方法です。近隣に住んでいて、安心して依頼できる関係性であるなら、任せて問題ないでしょう。子どものお迎えに時間を割いてくれる相手に対し、お礼をきちんと伝えることも大切です。
また、既に触れたように、学童にも代わりの方が迎えにいく旨をしっかり伝えましょう。事前に連絡がなく保護者以外の方が迎えに来た場合、確認に時間がかかったり、引き渡しを拒否されたりするなどのトラブルにもつながります。
5-2. ファミリーサポートを活用する
市区町村によっては、子育て支援の一環としてファミリーサポートを実施していることがあります。簡単にいうと、支援をしたい人(サポーター)が支援を受けたい人の依頼を受け、サポート活動を行うシステムのことです。ファミリーサポートは事前登録が必要であることが多いため、余裕があるときに済ませておくことをおすすめいたします。
学童へのお迎えもファミリーサポートに依頼できます。ただし、依頼するタイミングによってはサポーターとのマッチングが難しく、頼めないケースもあるので注意しましょう。
5-3. 送迎がある学童を利用する
送迎がある学童であれば、お迎えの不安はなくなります。ただし、送迎サービスがあるのは、民間運営の学童のみです。また、各学童によって柔軟性やサービス内容は異なります。「利用にあたって事前予約が必須」なのか「当日でも〇時までに連絡すれば対応可能」なのかなど、どこまで柔軟に対応してくれるかを確認しておきましょう。
お迎えに間に合わないことが多いなら、毎日送迎してもらう前提で契約するのも一つの方法です。また、普段は問題なく保護者の方が迎えに行けていたとしても、仕事やご家庭の事情により急遽迎えに行けなくなってしまったというシチュエーションも考えられます。そのような場合は、早めに相談し、対応を仰ぐと良いでしょう。
まとめ
学童のお迎え時間は施設によって様々ですが、基本的に18時~19時までであることが多いです。公設の学童保育の場合、延長が難しいケースや、季節によってお迎え時間が早くなることもあるため注意しましょう。
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